« *作品展のお知らせ* | トップページ | 読みにくい名前 »

2018年4月10日 (火)

「考え方はいろいろある」という意味合いを持つ言葉の使い方について

「そういう考え方もある」

話が平行線になった時、取り合えずこの言葉を使って「落ち」をつけたり「逃げる」ケースはよく見られるし、使い方によってはアリだと思うのですが、
「本当にそれでいいのだろうか?」と、引っかかる事も時々あります。

前から引っかかっているけれど、今日また引っかかった話。
いろんな意味で利己的で愛のない残酷な行為だなぁと、聞いていていつも思う話。

例えば、詐欺に合った人間がいたとする。
本物だと思い込まされ夢中になる。
騙されている事に気付く事なく、結果的にとても楽しかったとする。
(うまく騙されてしまったから)

実は自分が騙されている事に気付くきっかけは、ちょいちょいあったし、
忠告者もいたけれど、その場の楽しさ優先で気持ちを切り替えられないまま時は過ぎる。

懐かしい楽しさだった。また味わいたいと思う。
そして「あの楽しかった気持ちを他の人にも伝えたい」という大義名分の元(おそらく本心は別のところに有るから)、自分もまた騙す側となる。

・・・立場違えど再現できたあの時間、それもまた楽しい。

そこに、水を差すように「あなたのやっている事は、おかしくはありませんか?」と、
誰かから突っ込みを受けたとする。

そこで出てきた返事が…
「考え方は人それぞれです」「いろんな考え方もある」(だから私は間違っていない)。

何となくの曖昧な空気を生む言葉で、その場はしのがれる。
しのがれた事で妙な安心感を得、また詐欺行為は続けられる。

 

「人それぞれ」で片付けられない、決定的におかしな事ってあります。

「人それぞれ」で、やり過ごせること、やり過ごせない事はあります。

たとえ自分が(結果的に騙されていたけれど)楽しかったからといって、
同じように他人を騙して楽しんでいい理由なんてどこにもないです。

結婚詐欺や詐欺商法なら捕まりますが(それも見つかればですが)、
世の中には犯罪とまではいかなくても、
似たような事をして、無責任に他人を巻きこみたがる人がたくさんいます。

私は「その手の人たち」と普段ほとんど接点のない生活をしていますが、
ときどき話を聞く事があります。
今日もそうでした。

きっと大昔から、同じようなことをする人間はたくさんいて、今後もきっといなくならない。

絶えずニュースや新聞が、そんな人たちの起こした事で埋まっているように。

 
詐欺行為を無責任に楽しんでいる人たちに対して希望は持っていないし、
どうこう言っても無駄だと思うけれど、

なんでそんな詐欺行為を、
うすうす自覚しながら大きな顔をしてできるのか?が私には理解できないです。

・・・聞けばやっぱり、気持ちのいいものではありませんね。

« *作品展のお知らせ* | トップページ | 読みにくい名前 »

想う」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1450292/73274259

この記事へのトラックバック一覧です: 「考え方はいろいろある」という意味合いを持つ言葉の使い方について:

« *作品展のお知らせ* | トップページ | 読みにくい名前 »