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2015年12月12日 (土)

*資料制作*

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中国結びを作るときの基本的な考え方は、結ぶ作業と形を整える作業を区別して考えるところにあります。
そこが西洋マクラメ結びとの大きな違いでもあります。
西洋マクラメ結びは基本的に編み物と同様、結び終わると同時に結び目の調整もほぼ終っています。
また、西洋マクラメ結びは使用するヒモの本数も多く、この事からも中国結びと基本的な考え方の違いが見えてきます。
 
編みこんだバッグや立体動物モチーフ、かなりの本数のヒモを使いますね。
それ、中国結びという事にして教えちゃっている人が多いですが、元はと言えば西洋マクラメ結びの本から拝借したネタです。
 
以上のように西洋マクラメ結びは編み物に近い感覚でできるので、使っている脳が中国結びとはちょっと違うのです。
だから広く大衆ウケしやすく、中国結びよりとっつきやすいイメージなのです。
 
「本格的な中国結びは苦手だけど、簡単な中国結びはできる」とよく耳にしますが、本格的、本格的ではない、簡単、難しいの問題ではなく「そもそも別ジャンル」なんですよ。
ご覧のように結ぶだけではなく、調整も含めて身につける必要があるので、中国結びは西洋マクラメ結びよりも学びのボリュームが多いのです。
15年ほど前、ある西洋マクラメ結びの先生方が、中国結びを取り入れた商売展開を考えていました。ですが、結局マスターできず断念したようです。
また、花結びの師範を持っていらっしゃる方が、数人教室にいらしたことがあります。
皆さん基礎レベルで断念してしまいました。
私が見た感じだと、やはり結ぶことと、調整すること、この二段階作業をひとつながりで考えていたのが原因だったように思います。
 
ですが考え方を区別してやってみると、気持ちも変わるし、理解の早さも変わります。ちょっと試してみてください。
 
そしてこの点の区別ができないまま、教える側になってしまうと、教えやすさに重点をおいてしまい、西洋マクラメ結びを混同させて中国結びとしてしまうのです。
それは中国結びを教えているとは言えません。
実際教えているのは西洋マクラメ結びなのですから。
 
 
クリスマスツリーの季節になりました。
中国結びだと言って、ツリーやサンタを結んでいる人はいませんか?
西洋マクラメ結びの専門書や先生に習ったほうが、よりしっくり来てデザインも素敵な作品ができますよ。

餅は餅屋です。

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